


・実施日時 平成21年12月17日(木)13:15~14:45
・参加者 担当・報告者:山崎 アートコミュニケーター:長石、山崎 ボランティア:土屋
・施設参加者 13人(女性13人、男性0人)
・材料
①陶器花器 小(オアシスセット済み)
②松、椿、笹の造花、及び本物の稲穂
③金色の和紙を、扇状にたたみワイヤーをかけたもの
④金色のチュールレースをクシャっとワイヤーでまとめたもの
⑤小さめの折り紙(折り鶴用)
⑥天狗紙、雲竜紙などの和紙の端切れ
⑦フラワーデザイン用のワイヤー28番
■活動記録■
・童謡「お正月」「一月一日」の合唱から入り、暮れからお正月への思い出話などの話題
から、暮れの正月準備の話。そして今日の課題がお正月アレンジであることを伝える。
・花器に、松、椿、笹の造花、及び本物の稲穂を、好きなようにアレンジしてゆく。
・さらに、すいたところに、扇状の和紙、チュールを加える。
・ミニ折り紙で折り鶴を折り、好みの位置にセットする。
・このままでは、根元が寂しく、まとまりに欠けることを伝え、さらに、雲龍紙や
天狗和紙を千切ったものを、ワイヤーでくくり、隙間を埋めていく。
・このときには、好みのお色を自由にとっていただくが、色彩のまとまりがつくような
配色になるようにさりげなく、調和の取れた色合いのものを薦めるようにする。
・アレンジは、隙間ができると、貧相な仕上がりになるので、隙間のある作品には、
和紙を足すなどのお手伝いをする。
■考察■
・今までの経験で「お花を生ける」ことは、とても日常的で手馴れていらっしゃるため、
生けることだけでは「間が持たない」のが目に見えていたので、色とりどりの千代紙で
折り鶴を折って、オーナメントにしたり、埋め草の花材代わりに、和紙をワイヤーで
くくるなどの作業を加えた。
造花はみな同じで、画一的になるはずが、千代紙の鶴と、和紙の選び方などに個性が
現れた。