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立体ちぎりえ さくら

さくらさくら.JPG
■タイトル 半立体和紙ちぎり絵
■実施日時  平成22年3月25日(木)13:15~14:45
■担当・報告者:山崎  
■アートコミュニケーター:長石、山崎
■ボランティア:なし

■施設参加者 12人(女性12人、男性0人)
■材料 (ひとり分)  
①色紙(18cm×21cmのもの)、
②和紙(美濃和紙 桜の木肌に近い色、天狗紙 桜色)
③羊の原毛(ピンク)
④さまざまな色の色画用紙を、2~5ミリ幅、縦10から15CMによろけ縞のようにランダムにきっておく。(いままで使った材料の残りを活用)
⑤スティックのり
■活動記録■
○童謡「さくらさくら」の合唱から入り、今日のテーマが桜であることを伝える。

○色紙は、裏のクリーム色に砂子のようなものが散っている裏面を使う。
○裏面に、ランダムに切った好みの色の色画用紙を、地平線や、広い草原、庭、あるいは、空や雲などを意識しながら貼る。横方向ばかりでなく、好みで縦やな斜めでもよい。さくら材料.jpg
○幹を表現するための和紙を、一度もみくちゃにする。こうすることで、木肌のざらつきましてを表現する。
○紙の端、3箇所ほど、5CMくらいまで切り裂く。
○切ったところをねじる。これが、桜の枝になる。
○反対側は1CMくらい切り裂く。芭蕉の句を貼った色紙の好みの位置に、直径5mmほどスティックのりをつけ、桜の根っこになる。
○先後に、全体を筒状に丸めて、ねじって、幹を象り、色紙の好みの位置に貼る。
○桜色の和紙を適当にちぎってひねり、先につけた桜の枝に、満開の桜を思い描きながら、どんどん貼り付けてゆく。

○最後に、羊毛を薄く広げ延ばし、桜の木全体を、覆うようにかぶせて、のりでとめる。こうすることで、さくらの「かすみか雲か♪」とうたわれた風情を表現する。

■考察■
○平面的になりがちなちぎり絵でもなんとか 陰影、空気感を表現できないと、思い、今回は和紙を立体的に貼ることに加え、原毛を使ってみた。

○また、桜色、というのはどんな方にも好まれるようで、和紙や原毛の感触のよさとあいまって、皆様に楽しんでいただけたように見受けられた。

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